私もお父さんも身長がそこまで高くないのだけど子供の身長ってやっぱり高くならないのかしら…
あの子が好きだ!でも背が高い人がタイプだって言わさで聞いたことあるしなぁ
どうにかして身長を伸ばせないかな…
こんなことを思った経験ありませんか?
何とか身長を伸ばすことができないかと、現役医大生のあろはが最新の論文や、研究を調べて根拠を持ってまとめました!
何か参考になればうれしいです
- 身長は遺伝要因が8割、その他環境要因が2割で決まる
- 成長ホルモンは睡眠と深い関係がある
身長は遺伝と環境によって決まってくる
理化学研究所は2019年に次のように発表しています
身長の個人差の8割程度は遺伝的要因によって生じている
日本人の身長に関わる遺伝的特徴を解明 | 理化学研究所 (riken.jp)
つまり、
遺伝が8割
環境が2割
だということです
ちなみに環境とは、睡眠、食生活、日々のストレス、学校生活など様々なことを指します
じゃあ結局親に依存するから何してもダメじゃん(笑)
確かに80%の確率で両親の遺伝が関係してくるのですが、20%の確率でも身長が変わると考えれば伸びしろあるくないですか!?
次に具体的な慎重に関係する要因を見ていきましょう
身長は遺伝が8割、それ以外が2割
遺伝的要因
両親の遺伝では、少し古い研究ですがこんな結果が出ています
女性の場合は、その母親の身長の方に、男性の場合は、その父親の身長の方に影響を受けるという結果になった
01mm076.pdf (nanzan-u.ac.jp)
つまりこの研究では、
女の子はお母さんの身長
男の子はお父さんの身長
に遺伝的要因があるのではないかということです。
環境的要因
環境的要因は『身長を伸ばす要因に関する統計的分析』から引用させていただきました
睡眠時間
睡眠については、一般的に “寝る子は育つ”といわれているのを実証する結果となった。偏相関係数も母親の身長に次ぐ高さとなり、発育する上で睡眠がいかに重要であるかが明らかとなった。
01mm076.pdf (nanzan-u.ac.jp)
つまり、
睡眠と成長は深く関係しているということです
睡眠時間帯
解析を行う前は、早い時間帯において入眠した方が効果が見られると予想していたが、それに反する結果となった。こうなった原因としては、入眠時間帯に関係なく睡眠初期の深い眠りの時に成長ホルモンが多く分泌されるので、同じ時間睡眠をとるのであれば、遅い時間帯において入眠するのがよいということが挙げられる。
01mm076.pdf (nanzan-u.ac.jp)
この結果によると、
睡眠の入眠は早ければいいわけではないようです
では、具体的に何時がよいのでしょうか
ほかのデータも見てみましょう
これみると
若い男性は23時以降に大量
若い女性は規則的に少量
に成長ホルモンが分泌されているようですね
住んでいるところ
え、住んでいるところも関係あるのかよ
そう思った方も多いのではないでしょうか
安心してください、私もです(笑)
小中学生時の住まいが一軒家だったグループの人たちの方が身長が高くなる傾向があるということが分かった。ここで、一軒家に住む利点として挙げられるのが、集合住宅に比べて部屋の数が多いので自分の部屋が与えられる、多少大きな音を出しても集合住宅ほど隣家に密接していないため、騒音を気にせずにすむなどである。両者の共通点は他人の存在を気にせずにゆったり生活できるので、ストレスを抱えにくいことで、これが発育に好影響を与えているのではないかと思われる。
01mm076.pdf (nanzan-u.ac.jp)
まとめると
一軒家のほうが集合住宅よりも、身長が高くなる傾向があるそうです
理由としては、一軒家だと他人の存在を気にすることなくストレスフリーで生活できるだからだそう。
ほんとなのかな(笑)
食の好み
今回引用する研究では、洋食、和食の好みで分類されています
和食に比べて、洋食はたんぱく質を多く含むが、それ以上に高カロリーで脂肪を多く含む食品が多いことである。脂肪の多量摂取は肥満の原因であり、肥満は発育においては敵である。それに対し和食は、低カロリーながらたんぱく質を豊富に含むものや栄養価の高いものが多い。
01mm076.pdf (nanzan-u.ac.jp)
つまり、
洋食より和食のほうが身長を伸ばすという意味合いではいい
というわけですね!
まとめ
以上、身長に遺伝とその他環境因子がどれだけか関わっているのかという結果でした!
また、ほかの研究が見つかってまとめられたら記事にするのでよかったら見てください