【医者】第１１７回医師国家試験　わかりやすく解説

このうち医師になるための試験が毎年２月上旬に行われます

この試験って難しいの？

合格率は？

誰でも受けることができるの？

この記事を読めば全部わかります！

医師国家試験とは

概要

医師を名乗り、医療を行うことのできる資格があるかどうかを見極めるマーク試験です

医師国家試験に合格すると、「先生」と呼ばれることになります

医師は平均年収が高いことでも有名です

医師を志したい人も多いはず！

風邪をひいたとき、けがをしたとき、どこかが痛いとき、健康な時でも健康診断で関わる機会も多いはず！

やりがいがありそうですね

試験はどれくらい難しいの？

国家資格難易度ランキングTOP11

資格timesさんから引用させていただきました。とてもまとまっていて分かりやすいです

この表では、難易度２位となっていますね

私は医大生なのでいつか受けることになるのですが、体感たしかに弁護士よりはまだなりやすいかなという印象があります

難易度が上がっているのはおそらく、６年間にかかる勉強、学費（国公立は他学部と同じですが、私立医学部では、家が建ちます）、医学部に入学できるだけの頭の良さのためかと思われます

医学部偏差値ランキングhttps://www.minkou.jp/university/ranking/deviation/ct=3/cp=12/m=164/

合格率はなんと９０％！！

先にもう書いちゃいました！

難関といわれている医師資格の試験の合格率はなんと驚愕の９０％です！

イケイケ若者

待って噓でしょ（笑）

そんなの誰でも受かるじゃん（笑）

こう思いますよね？

でもこれには深ーい訳があるんです

理由その１

医学部の６年は、基本的に単位を一つでも落としては進級することができず、留年したら、また一から単位を取らなくてはならない

理由その２

試験が極端に難しい教授もおり、試験が細かくあり、勉強内容もとても広い

学校によっては一度に何十人もの学生が留年することもあるそうです…

理由その３

医師国家試験の合格者はどうやって決まっているか知っていますか？

細かなルールはあるのですが、衝撃なことを言うと、合格率は約９０％と決まっています！

つまり、相対評価なのです

何点以上で合格といった基準が設けられていないので、学生はみな、「どれだけ勉強すればいいんだ。」

と終わりの見えない戦いをしています

つまり、どれだけ勉強しても落ちる人は落ちるのです！

残酷ですね

誰でも受けることができるの？

結論からいうと、残念ながら、誰でもというわけではありません

厚労省のホームページに受験資格があったので引用させていただきます

 受験資格

1. (１)学校教育法（昭和22年法律第26号）に基づく大学において、医学の正規の課程を修めて卒業した者（令和５年３月10日（金曜日）までに卒業する見込みの者を含む。）
2. (２)医師国家試験予備試験に合格した者で、合格した後1年以上の診療及び公衆衛生に関する実地修練を経たもの（令和５年３月10日（金曜日）までに実地修練を終える見込みの者を含む。）詳細はこちらへ 
3. (３)外国の医学校を卒業し、又は外国で医師免許を得た者であって、厚生労働大臣が(１)又は(２)に掲げる者と同等以上の学力及び技能を有し、かつ、適当と認定したもの詳細はこちらへ 
4. (４)沖縄の復帰に伴う厚生省関係法令の適用の特別措置等に関する政令（昭和47年政令第108号）第17条第１項の規定により医師法の規定による医師免許を受けたものとみなされる者であって、厚生労働大臣が認定したもの

医師国家試験の施行について｜厚生労働省 (mhlw.go.jp)

これによると、基本的には医学部を卒業せねばならないようです

結論

以上医師国家試験のまとめでした